イムラアートギャラリー [京都/東京]

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「ニッポン画」とは

一、今現在の日本の状況を端的に表現する絵画ナリ
一、ニッポン独自の「笑い」で諧謔を持った絵画ナリ
一、ニッポンに昔から伝わる絵画技法によって描く絵画ナリ

これは作家が自ら「ニッポン画」と呼ぶ絵画の定義です。伝統的日本絵画の技法で描かれる山本太郎のニッポン画には古典と現代のモチ ーフが混在しています。それは日本固有の文化と輸入文化が共存する混沌とした現代日本の視点から日本絵画を再構築するものです。しか し古典絵画のパロディーのようにも見える彼の作品からは、日本画に対するアンチテーゼや今の日本の現状への攻撃的な反省は感じられま せん。現代日本人の生活風景をユーモアあふれる目線で描きだし、意表を突くモチーフの組み合わせで構成されるニッポン画には、異質な ものを違和感なく生活に取り込んでしまう日本人の感覚に対する愛着が込められているかのようです。

ここ数年山本太郎が題材としているのは日本の古典文学。とりわけその中でも謡曲を題材とした作品はこれまでも多く作られてきました。 しかし、謡曲は「文学」といいながら演劇の台本でもあるため、文章だけで完結しているものではなく能舞台で演じられることで初めて完成す る物語です。

そこで、今回の展覧会のテーマは「能楽」。「能舞台のもつ清涼感、緊張感、そして圧迫感や解放感。そういった雰囲気そのものを絵画化し て固定できないか、難しいとはわかっていてもそうした挑戦をしてみたくなったのです。」という作家の試みにより実現する展覧会となります。 張りつめた緊張感漂う作品にはもちろん山本太郎ならではの遊び心も絶妙に組み込まれています。

鑑賞者の心を引き込む日本芸能独特のリズム感「序破急」を帯びる山本太郎の個展を是非ご高覧ください。

※個展開催時期に新宿「柿傳ギャラリー」で行われる「宮川真一展」にて掛軸、山本太郎デザインの宮川真一とのコラボレーションお茶碗が出品されます。5月21日から28日まで。26日土曜日に立礼によるお茶会があります。山本太郎もお手伝いで参加予定。

期間: 2012年5月12日(土)〜 6月2日(土)
日時: 12:00〜19:00(日月祝休)
会場: イムラアートギャラリー東京

オープニングレセプション : 2012年5月12日(土) 18:00 〜

作家情報および作品画像はこちら: 山本太郎

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山本太郎 個展「JHQ」
2012年5月12日(土)〜 6月2日(土)
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