
この度、イムラアートギャラリーでは英ゆう個展「森」を開催いたします。
2007年に京都市芸術文化特別奨励制度の認定を受けてタイに渡り、2009年末までバンコクのシラパコーン大学でレジデンスを行ってきました。
かねてからタイの供花や伝説をモチーフにした色彩豊かな油彩画を描いてきましたが、この期間はよりじっくりとバンコクの街を眺めて暮らすうちに、描く対象の大小を逆転したり、だまし絵のような錯覚的なイメージを多く集めて描くようになりました。
またバンコクでは、油彩画の他にレリーフエッチングやモノタイプなどの版画制作にも取組みました。
油彩画とも水彩画とも違う発色、色の変化や、自分の意志以外の力が働いて完成する版画は、作家に新たな刺激を与えたようです。
今回の展覧会では、バンコクで作成した版画作品約18点とチャオプラヤー川を描いた油彩画大作などペインティングを4〜7点展示する予定です。
今回のタイトル「森」には混沌や混雑、現地の熱帯雨林など、バンコクの生活を象徴する意味が込められています。帰国後初の個展となります。
二年間に渡るタイでの成果を是非ご高覧ください。
また、会期を一部重ねて京都芸術センターの大広間で個展「外を入れる。」(6月13日(日)まで)も開催しております。
タイで制作した油彩画大作や版画を、畳が敷き詰められた会場でインスタレーションします。あわせてご覧ください。
[作家略歴はこちら:英ゆう]
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