イムラアートギャラリー [京都/東京]

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この度、イムラアートギャラリー京都では
ベ サンスン展「Over&Over」を開催いたします。

べ サンスンの作品の重要なコンセプトは人と人との間に作用するエネルギーの交換、
流れの向きや強さが常に移り変わっていく不可視の、
不定形なアウラを見つけ出したことにあります。

彼女の大らかな一本の線は、西洋的な切り裂く線とは違い、
東洋的で両方から内と外の世界が交じり合う線の意味を表現しています。
感覚的な色の組み合わせや作法の新規さに甘えることのない彼女が
生み出すシンプルで洗練されたラインと形は根源的な描画を思い出させます。

今回の新作では、漆黒のベルベット地に繊細に描かれた輪が、浮遊し重なり合い、
永遠にどこまでも交じり合っていく(Over &Over)様子を彷彿とさせます。

人間関係が希薄に移ろいやすくなっている現代、そして「人とのつながり」に
生きる力と意味を感じさせてくれる魅力溢れる彼女の作品群。是非ご高覧ください。

≪京都芸術センター制作支援事業≫

会場:平成の京町家 モデル住宅展示場 KYOMO
会期:2013年10月5日(土)、10月6日(日)
出品作家:極並佑、染谷聡、日野田崇、桃田有加里、三瀬夏之介、三好彩、山本太郎

「サイレントアクア2013」
-東日本大震災復興支援チャリティーオークション-
■会期:2013年8月31日(土)〜9月8日(日)
■会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(京都)
■出品作家:木村秀樹・英ゆう・宮本佳美

APP ARTS STUDIO vol.3 「らくがき加飾でお椀をつくろう」
会場:帯匠「誉田屋源兵衛」 (京都)
日時:2013年7月20日(土) 12:30〜16:00
定員:8名 ※要予約
料金:一般1,000円/学生800円(別途材料費1,500円)
講師:染谷 聡(漆芸作家)

「おいしい展覧会 〜art dining〜」
会場:galerie 16(京都)
会期:2013年7月9日(火)〜7月20日(土)

606-8395
京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31
開廊時間 :火曜日〜土曜日 / 12:00 - 19:00
休廊日 :日・月・祝祭日

Tel : 075-761-7372
Fax :075-761-7362
E-mail : info@imuraart.com

この度イムラアートギャラリーでは「川村悦子 自然のかたちを求めて」を開催いたします。

川村悦子の作品を前にした者は誰もが、その卓越した技術と美しさに圧倒されます。油絵具のマチエールを際立たせるのではなく、何層も塗り重ねることによって描か れた画面は、まるで日本画のような気品さと透明感にあふれています。

これまで川村が描いた自然の姿、「蓮」や「樹木」などは、時に力強く、時に繊細で、 それはまるで私たち人間の姿のようにも見えます。川村の命あるものへの深い眼差し、 私たちはそれを感じ、川村の作品に感動するのではないでしょうか。

本展では新作5点をメインに展示いたします。 是非ご高覧ください。


ARTIST STATEMENT

最近、箔を絵のなかに用いるようになった。 均一で光りを跳ね返す豪快さと、箔特有の無機質な冷たさが、揺れ惑う油彩画面に、 一種の威厳と自信を添えてくれる。

私を動かすのは、描く対象を追い求めるなかで、 その芯の部分に迫ろうとするほどに遠のく対象の存在の不確定さだ。手許を凝視しながら 時々その手許が巨大な象のようにも、 あるいはひとかけらの小さな豆粒のようにも感じ られるのは、単なる視力の疲労によるものかもしれないが、こういった幻覚体験は絵描き の密かな愉しみともいえる。

普段は見えない日常の裂け目が、ぽっかりと口を開け、 自然のさまざまな現れと交歓できる幸せな時間が待っている。箔は意外に面白い裂け目を 見つけだす視覚の入口でもある。

川村悦子

 

 

この度イムラアートギャラリーでは日本画家、渡邊佳織の展覧会「祈り紙 ~inOrigami~」 を開催いたします。

渡邊は、現在京都の美術大学の修士課程二回生在学中ですが、すでにイタリアでのグループ展参加、写真家・蜷川実花の監督作品「さくらん」の劇画協力など積極的に活動し、日本画の枠におさまらずあらゆる分野で注目を浴びている期待の若手日本画家です。

絹地に描かれた少女の透き通るような肌、丁寧に引かれた線描、そして少女の胸元や手のひらから飛び立つ折鶴やリボン。この色彩のコントラスト、静と動の対比は、あどけなさと成熟さを併せ持つ少女の多感さを、そのまま表現しているように見えます。その幻想的で力強い、そして大学での模写で身に着けた確かな技術によって描かれた渡邊独特の絵画世界は、見るものを引き付けます。

本展では120号、80号の大作を含めた新作約5点(予定)をメインに展示いたします。是非ご高覧ください。


Artist Statement

制作する上で考えていることは、「いかにひとの現実逃避を促せるか、矛盾が調和し幸福な違和感を与えてくれるユートピアを描けるか」ということです。また何よりも自分にとっておもしろいものであるということを目指し、かたちは変わりながらも描いてきています。
折り紙は、鋭く危険なように見えますが、紙でできているし非常に脆い性質を持ちます。それが、儚げな少女と同居している様子に幻想的な作品展開の可能性を感じ、取り上げてきました。特に、「非常に脆弱であるがとても鋭利で近寄りがたい子ども独特の空間(安全地帯)」を表したいと思い制作しています。子ども、特に少女は、身体的なイメージ(綺麗な髪、滑らかな肌)も相俟って、より神聖な空間を作っているように感じます。 

渡邊佳織

この度イムラアートギャラリーでは、山﨑史生の個展を開催いたします。

牛、鶏、山羊・・・家畜の頭に子供の胴体に、純朴な佇まい、しかし圧倒的な存在感を放つ山﨑史生の彫刻たち。10年前に美術大学を卒業して以来、構想を練りつづけて、いよいよ完成した表現を一昨年に個展で発表。本展では160cm程度の大作を含めた新旧作約3点を展示する予定です。日本のみならず海外のコレクターからも圧倒的な支持を得ている山﨑史生の世界を是非ご覧ください。


Artist Statement

'静かな隣人'では家畜を擬人化しているのですが、その根底にあるテーマの一つに'鬼'があります。鬼に対して抱く概念は所説様々なものがありますが、ここでは抑圧され加害者になりえるもの、そして仏教的自然の一変化のこと、とします。 具体的には日本の仏教系の鬼に牛頭、馬頭鬼というのがいて、これは出会えばかならず理由なき殺人をおこす、お坊さんまで殺めてしまう凶悪な怪物なのですが、もとは動物を呵責した人間の罪の意識が生みだしたものなのです。
僕はこの怪物に興味を持ち、それは'静かな隣人(silent neighbor)'という作品の内にコンコン湧き出しています。もっとも、作品は兇暴性のない傍観者として造っているのですが。 そして身体(特に顔)の歪み。極端な言いかたをすると生命の有り方の本質は歪み(もしくは歪みを補おうとする力)にあると思っています。この歪みを作品のなかでデフォルメし、又、それを補整することで命の有り方を模倣出来ないだろか、と考えています。

 

この度イムラアートギャラリーでは上田順平個展「パチモン」を開催いたします。

上田順平は先日第11回岡本太郎現代芸術賞展において岡本敏子賞を受賞しました。 彼は2005年京都市立芸術大学大学院の陶芸科を修了し、陶作品であることへのこだわりをもって、様々な作品を制作しています。 彼の作品は一般的にイメージされた陶芸=器やクラフト、クラシックな素材でなく、あくまで素材としての陶であり、しかし陶でしかなしえない表現、確固たるこだわりをもって、一般的な陶に対するイメージを覆すような作品です。

まず視覚にそのキャッチーな見た目の面白さが飛び込んできます。本展「パチモン」では名前の如く、色々とおとぎの国から名前をパチった(盗んだ)作品を一同に展示します。 メインの作品である「キンタウルス」でいえば、まずそのネーミングのとおり、金太郎とケンタウルスを融合した出で立ちで、頭にはヘルメット、口にはマスク、そして足は木彫りの熊、背中には霊柩車が乗っかって扉もひらくなかなか粋な演出もされています。 ほかには桃太郎と招き猫例えば普段使っているポットに死ぬほど取っ手や注ぎ口が付いていたり(ぶら下がっていたり)、どれだけお金がたまるのだろうと思うような、とてつもなく大きい貯金箱(でも後ろ姿はいささかワイセツ)、今回受賞した作品は学生紛争を思わせる姿を彷彿とさせるような出で立ちでも、絵本にでてくる主人公であったりと、作品には彼の中の改造や装飾に対してのこだわりや、現代社会への皮肉や風刺を多くとり入れ表現しています。 その表面的な上辺だけの表現だけでなく、工芸的要素である作品の仕上がりとしての美しさ(施釉、フォルム、窯変)を秘めており、陶だからこそ表現できる、土を捻って生み出される繊細なフォルムや、釉薬、焼成の質感といった、物質そのものが生み出す美しさは、作品のなかに奥ゆかしさや重厚感となって観客に訴えかけてきます。

本展では岡本敏子賞を受賞した作品と小品を合わせて展示いたします。 上田はこれまでに関西・中部では美術館をふくめ、すでに様々なシーンで発表を続けております。陶芸界のみならず、多方面での注目を集めており、若いながら知名度を上げております。 是非ともご高覧ください。

この度イムラアートギャラリーでは、安冨洋貴展「夜深景―ヨフカシノカゲ―」を開催いたします。

安冨は2004年に京都造形芸術大学を卒業し、公募展での受賞、美術誌で期待する新人作家に挙げられるなど、新進気鋭の作家の一人です。
彼の作品はすべて鉛筆で描かれています。 鉛筆独特の鉛色に光る黒は、モチーフである夜のしんとした情景を見事に表現しています。

描かれた風景はごくありふれた町の風景。 しかしそのなかでの出来事はどれも非日常で、誰もいない路のひっそりと置かれた傘に雨が滴りおちる様子や、シンメトリーに置かれた傘。 溢れ出る水でいっぱいのバケツ・・・。 そこはまるで朝のこない、永遠の夜を切り取ったよう闇の世界。 描かれる夜の雨音はより静寂さを増徴させ、人の気配を感じさせるような臨場感に溢れています。

京都では初の個展となります。 大作を三点と小作品を約10点展示いたします。 是非この機会にご高覧いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

英ゆうは1998年に京都市立芸術大学大学院を修了し、修了以前からも個展の開催や路上でのライブパフォーマンスなど積極的な活動をしてきました。

大学院を修了後に旅行で訪れたタイは彼女に鮮烈な影響をあたえます。
タイという仏教のもつ神秘性が今もなお色濃く息づいたの風土に魅了された彼女は、「ワクワクの木ミクストgo-go-BAR」「供花」シリーズを展開します。これらのシリーズから彼女の作品は、元からもつ造形センスや色彩感覚にタイでの経験が見事に調和し、反映されて東亜的で瞑想的な作品を生み出すようになります。

その後、2004年~2005年に文化庁新進芸術家海外留学制度によりチェンマイに 1年間留学します。その滞在の中では、以前から興味をもっていた版画作品の制作を手がけるのと一方で、「ワクワクの木ミクストgo-go-BAR」や「供花」でのイメージの存在と自分自身との関係を見直し、距離感を少しずつ縮めてきました。
帰国後の彼女はチェンマイでの滞在の経験を通して見えてきた世界観を、再び大きな画面に油彩画で描き出します。

本展ではその集大成ともいえる油彩画とチェンマイで制作した版画作品を展示致します。
その後は、10月から京都市芸術文化特別奨励制度により再びタイを訪れ、シラパコーン美術大学で2年以上の長いスパンで研究と制作を予定しています。
タイという言い知れぬ空気に魅了された彼女。今後もより幻想的な世界観をみせてくれるに違いありません。

この度、イムラアートギャラリー(京都)とキャスパーズギャラリー(東京)は合同企画のもと、今後の活躍が期待される若手平面作家、

この度イムラアートギャラリーでは中山徳幸展を開催いたします。

中山は2003年度シェル美術賞で本江邦夫氏(府中市美術館館長、多摩美術大学教授)推薦により入選を果たしました。
単純化された線によるフラットな描写、無味乾燥な表情、キャンバスいつぱいにクローズアップされた顔。コンピュータ・グラフィックのような質感からは、線や色彩のあいまいな交わりや混り気はなく、そのパーソナリティーさえもトリミングされたようにも感じられます。

しかし、中山の創作は、日常の人との出会いから生まれる感情や印象を表現するという、きわめて個人的で、シンプルでナチュラルなきつかけから生まれています。日常性を超越するのではなく、自らの気持ちが作品に劇的に昇率されるものでもありません。
作品の同時代性としてのテイストと、素朴なインスピレーションの緩やかなフュージョンが、見るものの視線を惹きつける作品です。

近作新作13点を展示いたします。是非ともご高覧ください。

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