イムラアートギャラリー [京都/東京]

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会場:日本橋タカシマヤ6階 美術画廊 X
会期:2014年11月12日(水)~12月1日(月)
アーティストトーク:2014年11月23日(日祝) 15時~
出品作家:三瀬夏之介

会場:豊橋市美術博物館(愛知)
会期:2014年8月23日(土)~9月21日(日)
賛助出品作家:三瀬夏之介、田中武

イムラアートギャラリー東京では、2014年5月24日(土)から6月15日(日)まで、三瀬夏之介個展「Vernacular Painting」を開催いたします。本展は、三瀬にとってイムラアートギャラリーで4回目の個展となります。展覧会初日には、モデレーターに小崎哲哉氏を迎え、赤坂憲雄氏(民俗学者)と三瀬夏之介のトークイベントも開催いたします。

 三瀬夏之介は、和紙や墨などの従来の日本画材を用いながら、アクリル絵具やコラージュなど様々な素材や技法を柔軟に取り込み、自身に身近なモチーフと歴史を感じさせるモチーフを混在させ、「日本画」における「日本」のあり様を問うてきました。1995年に地元奈良で阪神大震災にあい、精神的に絵を描くことができなくなった時期を経て、2009年に山形に拠点を移し後進の指導にあたっていたとき、東日本大震災が起こりました。三瀬はこれらの経験から、この不安定な世の中を生きるために、自分の身体感覚や主観性を手放すことなく、しかしそれらを判断基準とする私的な感覚による絵画を超えるものを強く希求するようになりました。そして近年、そのような現代美術は民俗学的アプローチによって可能になるのではないかと考え、以下のように発言しています。
「自己言及的な絵画ではないものを、個人から出発しつつも、その抽象度を上げたところで、「私」の絵というより、「私たち」の絵をつくりたい。僕が作ったものがみんなに共有されて、様々な語りを生む依り代になるようなイメージ。」
「土地の奥底に降りていって、資料を読んだり、聞き書きした歴史を調べていくことで、民俗学的なアプローチによる現代美術の可能性が開けてくるのではないか。それは、町おこしとか、地域型のアートプロジェクトのようなものではなくて、「美術」の成立以前の状態に立ち返るようなもの。」

今回、三瀬は民俗学的アプローチのよる現代美術の一つのあり方として、「Vernacular Painting」という言葉を考えました。
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「ヴァナキュラー(vernacular)」とは「ある土地に固有の」、「風土的」などと訳される言葉である。近代におけるヴァナキュラーの概念は主に建築分野からはじまった。
バーナード・ルドフスキー『驚異の工匠たち-知られざる建築の博物誌』によれば、その特性は三つ。
建築家なし、職人なしによる無名性、非作家性と関連する『非職業性』。
土地の気候に適した環境制御と、素材の現地調達による『風土性』。
魔術的で非均質な身体を包むコスモロジーとしての『空間性』。
である。ここ最近の私の制作、発表の場面において、この概念がずっと頭から離れないのだが、思えばこれらは近代以降に誕生したアーティスト像を否定するものばかりだ。
中心と辺境との関係が機能しなくなって久しい今、この言葉をキーワードに震災以降の絵画の可能性を考えてみたい。

三瀬夏之介
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2013年4月、国際芸術センター青森での個展を皮切りに、平塚市美術館(2013年7月)、リアス・アーク美術館 (2013年11月)、浜松市秋野不矩美術館(2014年2月)、 奈良万県立万葉文化館(2014年3月) と大規模な回顧展を開催してきた三瀬の、新たな展開をぜひご覧ください。

三瀬夏之介グループ展
「佐藤美術館コレクション展」 2014 日本画・油画・版画

■会場:佐藤美術館
■会期:2014年5月10日(土)〜6月15日(日)
■出品作家:三瀬夏之介

三瀬夏之介  風土の記ーかぜつちのきー

■会場:奈良県立万葉文化館
■会期:2014年3月9日[日]~5月11日[日]
■出品作家:三瀬夏之介

「岡倉天心没後100年記念展 天心の思い描いたものーぼかしの彼方へ」展

■会場:茨城県近代美術館
■会期:2014年2月15日[土]~3月21日[金・祝] 
■出品作家:三瀬夏之介

三瀬夏之介  雨土(あめつち)の記
 -秋野不矩生誕105年企画-

■会場:浜松市秋野不矩美術館
■会期:2014年2月8日[土]~3月16日[日]
■出品作家:三瀬夏之介

三瀬夏之介 第32回京都府文化賞奨励賞を受賞しました。

会場:平成の京町家 モデル住宅展示場 KYOMO
会期:2013年10月5日(土)、10月6日(日)
出品作家:極並佑、染谷聡、日野田崇、桃田有加里、三瀬夏之介、三好彩、山本太郎

会場:秋田県立近代美術館
会期:2013年9月14日(土)~11月10日(日)
出品作家:上田順平、佐藤雅晴、三瀬夏之介、山﨑史生、山本太郎、渡邊佳織

会場:松坂屋名古屋店 本館7階 大催事場 
   ~版画から若手現代アートまで~ 松坂屋アートセレクション
会期:2013年8月7日(水)~8月12日(月)
出品作家: 田中武・三瀬夏之介・山本太郎・吉田翔

伝統的な日本画の画材、技法を用い、受け継がれている伝統に確かな根をはりながら、既存の「日本画」という概念にとらざれず新しい領域へと表現を広げ続ける4人の作家による展覧会です。

会場:八戸市美術館(青森)
会期:2013年7月13日(土)~8月25日(日)
出品作家:上田順平、佐藤雅晴、三瀬夏之介、山本太郎、渡邊佳織

「日本の絵 三瀬夏之介展」
会場:平塚市美術館
会期:2013年7月13日(土)~9月16日(月祝)
 

「Yamato Dynamics」

会場:MIZUMA GALLERY(ギルマンバラックス・シンガポール)
会期:2013年4月12日(金)~5月26日(日)
出品作家:佐藤雅晴、中山徳幸、橋爪彩、英ゆう、日野田崇、三瀬夏之介、山本太郎、渡邊佳織

「ぼくの神さま」

会場:国際芸術センター青森(青森)
会期:2013年4月27日(土)〜6月23日(日)

Ohara Contemporary
会場:大原美術館(岡山)
会期:2013年4月20日(土)~7月7日(日)

会場:高崎市美術館(群馬)
会期:2013年4月7日(日)~6月16日(日)
出品作家:上田順平、佐藤雅晴、三瀬夏之介、山﨑史生、山本太郎、渡邊佳織

 「VOCAの20年 1994-2012」

会場:第一生命南ギャラリー(東京)
会期:2013年3月4日(月)〜4月12日(金)
  

イムラアートギャラリー東京では、5月7日(土)から21日(土)まで、「東北画は可能か?−方舟計画−」展を開催いたします。

「東北画は可能か?」プロジェクトは、三瀬夏之介(2009年〜東北芸術工科大学美術科日本画コース准教授)が同大学洋画コース講師の鴻崎正武とともに企画運営している、日本画・洋画・総合美術などの様々なコースの学生を交えたチュートリアル活動です。
その活動の一環として、これまでに「東北画は可能か?」と題した展覧会を東京(2010年4月)、宮城(2010年9月)、山形(2010年10月)、青森(2010年11月)にて開催してきました。

今回の「東北画は可能か?−方舟計画−」は、11月に気仙沼のリアス・アーク美術館での展示を予定されていましたが、この度の東北地方太平洋沖地震による中止を受け、急遽イムラアートギャラリー東京にて開催することにいたしました。

本展覧会では、今年の冬から取り組んでいた「方舟」をテーマとした学生たちの共同制作作品をメインに展示いたします。またプロジェクトに関係する宮城在住のアーティストたちの震災後の作品も並びます。<br />
「いまここ」に住んでいる土地に向き合い、自身のリアリティと結実した表現の模索という本プロジェクトの作品を、より多くの方にご覧いただけましたら幸いに存じます。

 


 

「東北画は可能か?−方舟計画−」
 
一年前から私が勤務する東北芸術工科大学では「東北画は可能か?」というチュートリアル活動をスタートさせていました。この活動は、全国各地から縁あって山形に集まってきた学生たちと共に、ここ東北地域における美術のあり方をディスカッション、勉強会、講評会などを通して考え、作品制作をし、展覧会という形で巡業するというもので、すでに多くの作品が仕上がり、東京、山形、宮城、青森などでの展覧会を終えていました。

今年は夏に福島県の奥会津に滞在し、地域の方々との交流も含めながら「縄文」「方舟」というテーマでの共同制作を考えていました。また11月には気仙沼にあるリアスアーク美術館での展示も決まっていました。
「今年の夏は忙しくなるぞ!」と学生たちと話していた矢先の3月11日14時46分、あの地震が起きたのでした。

4月になり、比較的被害の少なかった山形では物資やガソリンもようやく平常時に近い供給が行われるようになってきました。学生たちも避難所や被災地へボランティア活動に向かうもの、長期的な支援を考えるもの、そして制作を進めるものと動き出したものの、やはり続く余震、予断を許さない原発、そして劇的に変化するであろう未来への不安と緊張が隠せません。そしてそれは私も同じです。

そんな中、チュートリアルメンバーが集まり、共同制作「方舟」の制作が再開しました。地震前から多くの人が感じていた未来への閉塞感、何か大事なことを先延ばしにしているような感覚、価値基準の多様化と並立化、そんな中から次代に残すべきもの、感情、仕組みなどを「方舟」に託して描き上げようという思いは311以降ほんとうに切実なものとなりました。

これからアートの立ち位置も変化していくことでしょう。まずは被災者たち(日本のすべての人かもしれない)を癒す効果のあるもの、新たなるコミュニケーションを誘発させるような仕組みをもったもの。もうそれはこれまでのリレーショナルアートやデザインの域をはるかに超えていくのかもしれません。
でもけっしてそれだけではない。アートは刻み残された記憶でもあるのです。

絵とそして自分と対峙すること。孤独や無情を思い知ること。このどうしようもなく隠しきれない気持ちをしっかりとトレースし定着させて残していくこと。それもアートの大きな役割のひとつだと思います。
まだまだ被災地では多くの支援が必要な中、東北をモチーフとした多くの作品があり、これからも表現し続ける人が住んでいることを知ってもらうために今回の展覧会を開催することにしました。

「方舟計画」。希望も絶望も無常も不安も喜びも悲しみも全部のせて再び東北を巡業したいと願っています。

東北芸術工科大学准教授 三瀬夏之介

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