この度イムラアートギャラリー東京では木村秀樹展を開催いたします。
木村秀樹(1948年 京都市生まれ、大津市在住)は1974年京都市立芸術大学西洋学科専攻科修了。
吉原英雄らに続く第二世代として関西版画界を常に牽引してきました。
国内外での個展、グループ展、コレクション多数。
2008年の第21回「京都美術文化賞」など受賞多数。
1998年より京都市立芸術大学の教授を務め、多くの若手作家の育成に貢献しています。
本展では、木村が紙やキャンパスに行ってきたスキージング(スキージというヘラを使用したシルクスクリーンの印刷方法)を厚さ3mmのガラス上に展開した作品を発表します。ガラスの表と裏からアクリル絵具によって描かれたその作品は、見るほどに色の重なりの上と下の関係が曖昧になり、何とも不思議な感覚を覚えます。
今回は昨年12月のイムラアートギャラリー京都の個展で発表した作品に約8点の新作品を加え、15*15cmの小作品から70*100cmの作品を中心に全約13点を展示いたします。どうぞご高覧ください。