EXHIBITION

1 of 4 :
二十四節季 夏至「彦星織姫/ロミオとジュリエット(七夕)」
2013
紙本着色金銀彩
33.421.2cm
2 of 4 :
二十四節季 小暑「信号松原図(住吉図)」
2013
紙本銀地着色
21.233.4cm
3 of 4 :
二十四節季 大暑「金網朝顔図」
2013
紙本金地着色
33.421.2cm
4 of 4 :
二十四節季 白露「能缶 菊慈童」
2013
紙本着色金彩
33.421.2cm
5 of 4 :

本展は放送作家として活躍している小山薫堂氏とのコラボレーションにより実現する展覧会です。

日本はそれぞれの季節ごとに違った表情をみせる、四季折々に美しい国です。そんな移ろい行く時間を昔の人たちは24の季節に分け、それぞれに名前をつけ楽しみとしたり、実際の生活の中で活用したりしました。それが二十四節季と呼ばれるものです。また、年中行事もその季節に合わせて発展し、一年を通してお祭りのない季節はないといっても良いくらいです。日本、特に京都の文化に強い思い入れと深い理解を持つ小山氏は、現代においても息づいている微かな気候の移ろいを感じ取る日本人の感性をテーマとした、二十四節季の作品シリーズ制作を山本に依頼しました。小山氏は全国でも人気の高い熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」の発案に携わるなど生まれ故郷である熊本への強い思いから様々なプロジェクトを手掛けています。山本も同じく熊本出身、という繋がりをきっかけに今回のプロジェクトは発足しました。

本展覧会では24作品のうち18点を展示、その後秋(9月21日(土)~10月20日(日)を予定)にイムラアートギャラリー東京にて残りの6枚を加えた24枚全てを展示致します。シリーズ完成後には小山氏が亭主及びプロデューサーを務める、安政三年(1856年)創業の京都の老舗料亭、下鴨茶寮スタッフが使用する名刺デザインに起用されることが決定しています。
季節や年中行事は歴史の中繰り返し題材とされ描かれてきました。その伝統を受け継ぎながら、平成のニッポン画家、山本太郎が独自の視点から描き出す表情豊かな日本の季節を是非ご高覧ください。

なお、7月15日(月祝)には小山氏を迎えトークショー、オープニングレセプションを開催致します。 是非お運び下さいませ。

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山本太郎 個展 「18/24 -eighteen twenty fourth-」

2013年7月13日(土)〜8月10日(土)

山本太郎 個展 「18/24 -eighteen twenty fourth-」

2013年7月13日(土)〜8月10日(土)

■トークショー&オープニングレセプション
小山薫堂氏 (放送作家、下鴨茶寮 亭主・プロデューサー)山本太郎
2013年7月15日(月祝) 11:00-